小金井囃子保存会の山車

この写真は戦争中、昭和18年頃小金井神社境内にて神社祭礼時の写真のようです。 この写真の山車は戦前より昭和29年に現在も使用中の山車が新調されるまで使用していました。当時は戦争中で成人は戦地に行っており、残っている16, 17, 18歳が中心となり祭り囃子をしておりました。山車上、写真右端の渡辺精一様(故人)が戦前囃子の師匠となり、私達後輩の指導をしておりました。昭和21年、現天皇陛下が現在の小金井神社の東宮仮御所より小金井神社祭礼に二名の侍従の方々と自転車でお越しになり、この山車にお上がりいただき、写真の小太鼓(現在使用中)を叩かれたそうです。その時、山車に乗っていた者達は「恐れ多い事」と山車から飛び降りましたが、ただ1人残った渡辺精一様が叩き方をお教えしたと聞いております。只、当時は中山谷はやしと称し、目黒流のお囃子でしたが昭和21年より速間船橋流のお囃子を田無市の西林源六師匠に学び、写真に写っている人達が速間船橋流西林門下となり、早60年の歳月が過ぎ、現在に至っております。